恋は盲目と言いますが、好きだと思っていた理由が、嫌いな理由になる不思議
例えば、あなたが誰かに
恋をしているとします。
「この人が好きだ」
と思うと、
「なぜ私はこの人のことを
好きなのだろうか」
と、好きになった理由(原因)を
探そうとします。
ところがある日、
ふと恋心が冷めてしまうと、
それまで大好きだった人が
急につまらない人に思えてきます。
好きだと思っていた理由が嫌いな理由に変わる時
優しいと思っていた人が、
ただの優柔不断な人に見えてきたり、
頼りがいがあると思っていた人が、
支配的な人にしか見えなく
なってきたりします。
几帳面できちんとした人
だと思っていたのに、
細かいことにこだわる人に
見えてきます。
嫌いだと思った途端に、
それまでは相手の長所だと
感じていたことが
短所に思えてくるのです。
この様に突然、
相手の一挙手一投足が
気に入らなくなってしまう
という事が起きます。
この辺の話は、恋愛サイエンスでも
説明する事ができるので別の記事で
ご紹介しますね。
嫌われている人にとっては、
今までと何も変わっていないはずなのに
なぜ急に嫌われたのか理解不能です。
熟年離婚との共通点は?
この事は、熟年離婚というキーワードにも当てはまる
かもしれません。
熟年離婚の場合は、
嫌いになってから長い年月を
我慢していて、
子育てが終わったタイミングや
旦那さんが定年退職を迎えた
タイミングに起こりやすい様ですが、
嫌いになったキッカケは
上記の通りだと思います。
好きになった理由は後付け?
つまり、好きになった原因は
後づけにすぎない
という事になります。
アドラーのいう「目的論」では、
ある人と関係を続けたく
ないと思うことが、
欠点を見つけることの
目的です。
長所を見つけ、
好きになるのは、
その人との関係を始めたい
という目的があったからです。
なぜ好きになったか?
嫌いになったか?
という原因(理由)を
相手の中に見つけようとすることが、
アドラーの言葉の中にある
「経験の中から目的に適う
ものを見つけ出す」
ということになります。
関係を始める、あるいは、
関係をやめることの理由を、
自分の決心を後押ししたり、
正当化したりするために
探さなければならないと
思っているのです。