カウンセリングを通して笑顔を増やすまさこです。
良寛を日本人の心の故郷にあげる人は少なくありません。彼のイメージは子供たちと無心に遊ぶ自然人の姿そのもの、一緒にかくれんぼをしていた子供等はなかなか良寛さんが見つからず、日が暮れて家に帰り、そのことを知らない彼がいつまでも隠れていたというエピソードがいい伝えられています。
子どもと遊びたわむれていた良寛が、実は自らの生き方を問い直す人であった事は案外知られていないようです。
良寛が残した戒めの言葉はとても沢山あるとされてます。
一、こと多き
一,口のはやさ
一、手がら話
一、話の長さ
一、いなさい話
一、人の物言いきらぬうちに言う
一、たやすく約束する
一、へつらうこと
一、あなどること
一、よく心得ぬことを人に教える
一、酒においてことわり(理)言う
一、おれがこうした
一、さとりにくさき話
一、茶人くさき話
一、風雅くさき話
彼は
内に問いただしていましたが、それをもって人を裁くことはしませんでした。
彼は相手の犯した誤りを聡く知る鋭敏さ
慈悲心を持ちながら、それを許す底の深いこころをもっていたからです。
何もかも知りつつ、人間の善意と美しさをもって生きようとした良寛、今もなお日本人の心に息づいているのではないでしょうか
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