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傾聴カウンセラーとして陥りやすい【ワナ】に注意!

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傾聴カウンセラーとして陥りやすい【ワナ】に注意!

傾聴カウンセリングをしていて
気がついたことがあります。

これからカウンセラーとして
活動していく人にも参考になる
と思うのでシェアしますね。

カウンセラーでなくても、
日常生活の中で、
誰かから相談された時にも
思い出してもらえると嬉しいです。

私が提供している傾聴カウンセリングは、
「アドバイスをしない」
という事を大前提にして
取り組んでいます。

しかし、どうしてもアドバイスを
したくなる事がたまにあります。

そんな時は、グッと堪えているのですが。。。

カウンセラーが知っている事を伝えることは、アドバイスすること?

同じクライエント様と何回か
傾聴カウンセリングをしていると、

親近感も深まり、
「自分が知っていること」を
教えてあげたくなって来ます。

最近の傾聴カウンセリングをしていて
気がついた事なのですが、

傾聴をしている時に、
カウンセラーがクライエント様の
意識している表面的な問題に対して、

一緒に解決策を考えようとしている事が
分かりました。

冷静に俯瞰してみれば気がつくのですが、

意識していないと、カウンセラーも一緒に
「どうしたら良いだろうか?」
と悩んでいる場合があります。

カウンセラーの焦点が表面的な問題点に
向けられている状態になり、

クライエント様の鏡ではなくなっている
状態なのだと思います。

その状態では、クライエント様の
既に持っているだろう「答え」から
焦点が逸れているので、

クライエント様から引き出す事が
出来なくなっています。

そして、クライエント様と一緒に
解決策を捜して、

思考が堂々巡りしてしまいます。

実際に最近クライエント役をさせて
頂いている時に、数人のカウンセラーが
この状態に陥っていました。

クライエント役の私は、
話を聴いて欲しいと思っているのですが、

カウンセラーが悩み始めてしまい、
私の心の中からヒントを引き出す事が
出来なくなっていました。

そんな状態が続くとクライエント役の私は、
「聴いてもらえていない」と感じて
不完全燃焼な気持ちになりました。

何度か相互に傾聴し合っているカウンセラーなら、
話の途中で私から話を止めて、

「カウンセラーが一緒になって解決策を
考えていませんか?」と尋ねて、
現状に気づいてもらう事が出来るのですが、

まだ回数を重ねていないカウンセラーの場合は、
私から話を止める事が出来ず、
セッションが終わってからの感想の時に
お伝えしています。

この投稿を目にする事が出来たカウンセラーさんへ

この様な【ワナ】に陥りやすい傾向があるという事を予め知っておいて頂き、

ご自分が一緒に考え始めた時に、
自分の思考がどこに焦点を当てているのか、
気付いて軌道修正して欲しいと思います。

カウンセラーが解決策を考え始めてしまったら、
カウンセラーの常識の範囲内で考えているので、

カウンセラーが考えた解決策を
カウンセラーの言葉で伝えることになります。

そうなってしまうと、
クライエント様の解決策ではなくなってしまい、
「カウンセラーからのアドバイス」
と捉えられてしまいます。

本来ならクライエント様自身から、
ご自分の言葉として出てくるのを
待ってあげるのが良いと思うのですが、

カウンセラーの心の余裕が無い状態だと、
答えを出すことに意識が向いてしまい、

良い解決策が見つからないと、
焦ってしまい空回りしてしまいます。

我々が傾聴カウンセリングをする時は、
「答えはクライエント様の中にある」
と信じて、

クライエント様がご自身の力で
心の中から捜し出す事が出来る様に、
「曇りの無い鏡に徹する」様に
心がける必要があります。

「間」との付き合い方

傾聴カウンセリングをしていると、
クライエント様の「間」との
付き合い方が重要になります。

「間」が生じた時にカウンセラーが
どう対処するのか?

クライエント様が何か考えている時間なのか?

既に思考を出し切って、
思考が空っぽの状態で、
次の問いかけを待っている状態なのか?

カウンセラーは、クライエント様の
「間」に遭遇した時に、

まだ待つのか?
次の声掛けをするのか?

どうするべきなのかを
焦ってしまう事も多々あると思います。

クライエント様の「間」と
上手に付き合える様になると、
クライエント様の心の中に
少しずつ入って行ける様になります。

それが我慢できないうちは、
クライエント様から出てくる
言葉を待てずに、
カウンセラーの思考から出て
来た考えを伝えてしまいます。

大抵、その時に出てくる言葉は
アドバイスとして伝わります。

この様なパターンは、
多くの傾聴カウンセラーが
経験している「あるある」
だと思いますし、

傾聴カウンセラーが陥りやすい【ワナ】

我々、傾聴カウンセラーは、
上記の様な傾向がある事を
予め知っていれば、

カウンセラー自身の心の動きに
気づいて、
自分の考えを伝えるのを我慢して、

クライエント様の中から
ヒントが出てくる様に声がけする事が
出来るのではないでしょうか?

私自身もこの様な傾向に気づいて、
軌道修正する事が出来る様に
したいと思います。


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★只今開催中のキャンペーンは有りません。
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●過去に開催したキャンペーン例;

【終了済】1回分の料金で3人のカウンセラーお試しキャンペーンVer.2
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期間:2023年11月1日(水)〜2024年1月31日(水)の入金まで

【終了済】1回分の料金で3人のカウンセラーお試しキャンペーン(仮称)
期間:2023年6月1日(木)〜6月30日(金)の入金まで

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